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ファウンダーからのメッセージ

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スピードトリミング®について
知っていただきたいこと

The founder of Speedtrimming®
高木 美樹

誤解をおそれずいえば 「スピードトリミング®」は
ワンちゃんをお預かりする時間が
決して短くて、早いわけではありません。
私たちは、落ち着かないワンちゃん達がどうしたら
気持ちよくトリミングに向き合えるのかずっと考えてきました。

緊張してむずがるワンちゃんをなんとか なだめたり、
皮脂が被毛にべっとりついたワンちゃんが
シャンプーを嫌がったり、
毛玉だらけでそれをほどくのに
自分もスタッフも四苦八苦して
3時間、4時間と格闘していました。

ワンちゃんが好きで始めたのに
ちっとも楽しく無い このお仕事。
分り合えないこの関係。
こんなことは、決してお互い よいことではない。
気持ちも体力もなえていくばかりでした。

独立してから2年ほどたったとき
スタッフを残し、一人アメリカに渡りました。
スタッフにはほんとうに迷惑かけてしまいました。
しかし、わたしは、このアメリカ行きで何とかならないのなら
お店を閉める覚悟でした。

楽しいはずのワンちゃんとの良い関係。
大好きな犬達といっしょに
楽しい思いを共有できると思っていたのに
現実は違っていました。
犬達とは中々良い関係が築けず、そんななかでもお客様が増え
予約をかかえ、大汗をかいて必死にこなす。
そうです、トリミングが
気持ちを入れる余裕のない作業になっていきました。
これがほんとうに目指してきたことなのか?
疑問だらけに陥りました。

アメリカ(テネシー州ナッシュビル)は
まったく違っていました。
3か月間みっちり、無報酬のインターンで働きました。
いままで、日本の専門学校で受けた教育、
修行したお店で習った事、自分で覚えてきた事は
通用しませんでした。

ものすごいスピードできれいに
そして、ストレスなく仕上がっていく様に驚かされました。

いつも投げかけられる言葉が WHY? WHY? WHY?
ほんとうにそのやり方でいいの?
それでワンちゃんは気持ちいい?
ワンちゃんは嫌がってない?
自分のエゴを無理矢理押しつけてない?
ワンちゃんはモノではないのよ!
・・・・・本質をたえず問いただされました。

そうだ。
わたしはワンちゃんが好きなのに
ワンちゃんの気持ちを理解していたのか?
自分で飼っているワンちゃんと同じように
接しているだろうか?

初めて預かるワンちゃんは、
ほんとうに自分のお店の雰囲気に慣れているのだろうか?
怖がっていないだろうか?
何も言えないワンちゃんだからこそ、その気持ちを想像して
身体を触わって上げないといけないのでは?

そういう事に気づき、
そして何故、スピーディにトリミングするのか?
それに見合う考え方や技術、道具がある理由がわかりました。
そして、わたしの、モヤモヤも一気に晴れていきました。

全ては、愛犬の為に。

トリミング前に、ワンちゃんの気持ちを落ち着かせる
ウエイティングタイムも
「スピードトリミング®」ならではの大事な大事なメソッドです。
もう一度、誤解をおそれずいえば 「スピードトリミング®」は
ワンちゃんをお預かりする時間が
決して短くて、早いわけではありません。
トリマー達が楽をする施術方法でもありません。

私たちは心がけています。
「スピードトリミング®」という新しいメソッドで
ワンちゃん達には出来る限り負担を与えないことを。
トリマーとしては、自信を持って
美しくてスピーディなトリミングにとりくむことを。

お任せください!
All for your dog!     Speedtrimming®