持たない・手放す、気持ちよさ[中崎タツヤ – もたない男]

昨日のミニマリストの生活を見て、
漫画家・中崎タツヤが自らのシンプルライフについて語るエッセイ、「もたない男」のことを思い出した。
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5月末に文庫版も出たのでAmazonはもちろん、その辺の本屋でも手に入れやすいはず。

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自称・スッキリ病の作者の仕事場、究極。ガス台のうえで描いてたときもあったとか。

読んでて思ったのは、ものを使わずにしまいこんでおくことはよくあることだけど、
まだ使えるから、みたいな理由で
しょうもない状態のものを使い倒しまくっていることってこともよくあること。
うちだとバスタオルとか、ふとんのシーツなんかがそう。
毎日のように使うものだけど
捨て時を失ってすり切れたボロ雑巾のような状態になっても何となく使い続けてしまう。
こういうものこそ捨てるべきなんだよな…。
中崎氏の、過去の原稿まで捨ててしまうという割り切り方、手離れの良さ、
さすがにマネできないけど読む分には気持ちよくてクセになります。

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そういえば、ビックコミックスピリッツの巻末で連載していた
中崎氏の代表作の「じみへん」が、残り五回で連載終了というニュース。
「もたない男」には新規の仕事はよっぽどのものでもなければ断っている話が載っていたので
連載すらも「もたない男」になってしまうのだろうのか…。今後が気になります。