コンビニをベースキャンプとして考えてみる。


コンビニ、見方を変えてみると
キャンプ飯とかの調達にはもってこいの場所だな…と思う。

おでんを鍋で温め直すだけでもいいだろうし、
ファミリーマート・サークルKなら必ずある「無印良品」コーナーのレトルトのカレー+
パックのごはんだけでもかなり本格カレー。
鍋で炊いたごはんが食べたきゃ、
セブンイレブンでもファミリーマート・サークルKでも
アイリスブランドの1合・2合パックの無洗米が売っている。

さすがに生野菜とか、生鮮品が少ないけど
パウチや冷凍のカット野菜はゴミが少ないという利点もあるし、
豚汁とか楽にできそう。

…書いてたら冬キャンプ行きたくなってきたので鍋を買ったらそのうちレポートします。

 


なんとなく「ほぐしサラダチキン」とか万能そうだと思い、フライングで買ってみた…。

都市生活者の食のサバイバル本になる?[コンビニかけ合わせグルメ]

コンビニ(主にセブンイレブン)で売っている
総菜やスイーツ、パンなどをかけ合わせて作るレシピ満載の一冊。
のっけてチンするだけとか、2つの総菜を混ぜるだけとか、
いざとなったら職場で夜食する時にでも作れそうなのはありがたい。
伝説のグルメマンガ「OH!MYコンブ」を彷彿とさせるお手軽料理の数々に
35歳前後なら涙腺が止まらないはず…。



深く読みこんでいくとひとつの問題点にぶち当たる。
同じセブンイレブンでも地域によって総菜やパンなどの発売時期が違ってたりするため、
関東とそれ以外では材料の入手がしづらかったりもする。
この夏、筆者のお勧めレシピとして紹介されていた
「生ハムとクリームチーズのごまバゲットサンド」をよく食べていたのだが、
現在、これを作るのに必要不可欠なセブンイレブンの「ごまフランス」が
名古屋ではどこを探しても売ってない…。

そこはアレンジを加えたり、オリジナルレシピを作ってみれば?という筆者の問いかけなのかも。

ちなみに、本を読んで自分が考えた「コンビニかけ合わせグルメ」は
お湯を少し多くしたどん兵衛にツナとタイカレー缶をかける、「グリーンカレーうどん」。
味はまあまあだけど、こぶみかんの葉が浮いてくると枯れ葉の浮いた泥水に見えるので、
あんまりマネしなくてもいい…。

名古屋市内から30分の秘湯[永和温泉 みそぎ湯]

つげ義春のマンガや紀行文に出てくる
昭和のひなびた鉱泉に何となくあこがれがあった。
21世紀の今、東北の山奥にでも行かなきゃ、
見つかりっこないだろうな…と思ってたら
実はけっこう近くにあるというので連休を利用して行ってみることに。

場所は名古屋の海沿いの海抜ゼロメートル地帯。
中川・蟹江あたりから長島や桑名に至るまでは古くから温泉が点在している。


GoogleMapで調べた場所は古い街道沿い、
周りには小学校の上履きや体操服なんかを売っている洋品店が一件だけ。
本当にここに温泉なんてあるんだろうか?

洋品店の横のお堂にいかにもフロ上がり、髪の毛が湿った感じの男の子がいたので
温泉のありかを訊いてみるとお堂の奥。一見では絶対分からない…。


インディーズ宗教の保養施設?
自分は会員ではないので、200円を払って入る。

 

塩ビの波板から差し込む光のこの感じ、
コンクリの浴槽、これぞ求めていた感じの秘湯…。

足が伸ばせる程度の湯船からはほんのり潮と硫黄の匂い。源泉掛け流しだろうか?
小一時間、独り占めで堪能しました。

吉野屋温泉
営業時間 7:00~21:30
愛知県愛西市大井町浦田面686

10月から、名古屋では自転車損害賠償保険への加入が義務化に

「リビング名古屋」を読んでたら、寝耳に水の記事……。
名古屋市:自転車損害賠償保険等への加入が義務となります。(平成29年10月1日施行)

損害賠償保険に入っていないことで罰則はないらしいけど
通勤時に乗ってきてた自転車、全然整備をしてなかったので、
ちょっとビビってディスクブレーキのついたMTBにしばらく乗り換え…。

自転車の損害賠償保険、色々あるけれど、
何台も自転車を持っていなければ
自転車安全整備士の点検・整備が必須条件の「TSマーク付帯保険」が安心かな。
町の自転車屋さんで入ることができます。
特に電動アシスト自転車の人!
年1で点検ついでに入っときましょう。

サウナで「ととのった」ってどういうこと?(ウェルビー今池店)

お盆休みの間に一度やってみたいことがあった。

最近巷でブームの兆しのサウナ、
愛好家の「サウナー」のひとたちがよく言う「ととのった」って状態、
いったいどういうことなんだろう?

どうせならサウナ芸人のおすすめの「ウェルビー」で試してみたい。
でも一見さん価格、2,570円はちょっと高い…潰れた「激安温泉 極」なら5回行ける!
金券屋に行ったら回数券のバラ売りとか、安く売ってるんじゃないの?と高をくくっていたが
どの金券屋でも「サウナフジ」の券しか売ってないんだよな…。

 

行こうか迷っていたところ、今池まつりのパンフレットの裏に
今池のウェルビーのお試し券(3時間 – 1,000円)を発見。
渡りに船!

 


トヨタのディーラーから持ってきたのだろうか、キリンが目印の今池のウェルビー、
ザ・男の城!って感じでもなく改装した銭湯のような外観。
ちなみに店の前の通りは「ウェルビー通」と言います。

スパ銭はよく行くけど
サウナ、15年ぶりぐらいなので見るものすべてに好奇心。
シャンプーひとつとってもTSUBAKI・ラックススーパーリッチシャイン・冷やしシャンプー…と
至れり尽くせりなのにいちいち感動。
体を洗った後は飲み放題の麦茶で喉を潤すと共に、発汗に備える。

名駅・栄の店と違い、
今池のウェルビーは露天風呂のスペースがあってサウナの後に外気浴ができるのに加えて
1人用の茶室のようなサウナ「からふろ」があるのが魅力。

奈良の法華寺の浴堂をモチーフにしたという「からふろ」、
とにかくコンパクトであぐらをかくと身動きも取れない。
目の前の焼けた石にひしゃくでジャージャー水をかけると熱気が充満、
身体中の汗腺という汗腺が解放。
おっさんの皮膚でもきれいなかたちの玉のような汗が吹き出るのを
タオルで拭かずになんとなく眺めていたくなる。

サウナは「サウナ→水風呂→外気浴」というルーティンでワンセットなので
十分に汗をかいた後は間髪入れずに水風呂へ。
焼き入れをした刀が一瞬にして収縮する感じ、ここでなら溺死してもいい…。

そして外気浴。
デッキチェアの上にあおむけになり、目をつぶると
温→冷の急激な変化で血流が活性化してきて、脈がドクドクいってるのがわかる。
チェアの下から強く吹き込むビル風が体を撫でるのが心地よい。

そのうち体がふわふわとしてきて、延々前のめりに倒れていくような感覚が。
輪っかに乗ってぐるぐる回る、
「ラート」に乗ったときってこんな感じなのかな…乗ったことないけど。
で、これがいわゆる「ととのった」というやつなのだろうか?
貧血でたちくらみをおこしているのとなんだか変わらないような…でも気持ちいい。
……気が付いたら2時間近く寝ていた。

 

制限時間は残り30分、あっという間。
と、ここでウェルビー名物の「ストレッチロウリュ」実施のアナウンス。
これを逃すわけにはいかない!

それほど広くないサウナ室は熱波を待ちかねていた同志でいっぱい。
何も考えず「裸」で来てしまったけど、「サウナパンツ」ってああ使うのか…。
と場の半分ぐらいが着用していたオレンジのトランクスに無駄に関心。

「ストレッチロウリュ」は
背中に「熱波」と書かれた黒いTシャツを着た、ロウリュマイスターによる
慣れた口調の淡々としたロウリュプログラムの説明とストレッチから始まる。
おお、博多華丸の「細かくて伝わらないモノマネ」と何から何まで同じだ…。

石にアロマオイルの入った水をかけ、室内に水蒸気を発生。
それをマイスターがタオルでかき混ぜていくと、
「もうやめてくれ~!」と言いたくなる、既に心の中では叫んでいる、一段強い熱流。
ペパーミントのアロマが漂っているので苦しいようで爽やかさもあるという、何か変な感じ。
続けてマイスターが一人一人に大きなタオルを振り下ろし、全力で熱波が送られる。
バーベキューの金網の上で炙られてるような感じ、ここでたまらず「うっ」と小さな呻き声を出してしまう。
熱波に耐えきれず、1人が中抜けしていくのをチラ見、
これを抜けると快感があるというのに…と
サウナをよくわかってない自分をごまかしつつ、背中にもさらに熱波を受ける。

ロウリュをやりきったマイスターは汗だくの裸の男たちからの暖かい拍手を受け、
「ストレッチロウリュ」は終了。
ウェルビーに来るまでは見ず知らずの関係だったはずなのにちょっとした連帯感が生まれている場、
なんだかおもしろい。

ロウリュの後は一目散に「冷凍サウナ」に避難。
冷蔵庫のチルド室のような部屋の中で湯気がでた体を急速に冷ましつつ、
腰掛けの脇の冷却パイプの霜をコリコリ爪でこそいでいくだけで永遠に暇がつぶせそう…もう帰りたくない!
次こそは会員証作って泊まりで来ようと決意した。