建築・建材展の帰りに
神田の「まつや」で蕎麦を頂こうと思い
秋葉原からとぼとぼ歩いてお店の近くまでくると
ふと「薮蕎麦」の事を思い出しました。

路地の角から火事で建て直された
「薮蕎麦」がちらりみえたので
思いを返しそちらに行くことにしました。

はっきり言っておのぼりさんです。

お店は、結構混んでいて
おひとりさまも何人か待っていました。
それなら大丈夫と待つこと5分。

通を装って熱燗を頼んで
かまぼこを頼んで。

熱燗をたのむと
練り味噌がついてきました。
甘辛く味付けされてお酒にぴったり。
細かく刻んだショウガも入っています。
これは東京の流儀でしょうか？
「まつや」でもついてきます。

締めに
ごくごく普通の
かけそばをいただきました。
かつお出しの効いたおつゆが美味しいです。

一生に一度？ぐらいな観光気分が味わえました。

ちなみにこのお店、
加山雄三の映画　「若大将シリーズ」で
田沼雄一（加山雄三）の実家「田能久」というすき焼きやという設定で
ロケ場所に使われていました。

かんだやぶそば
東京都千代田区神田淡路町2-10

どうせネットに食べ物屋のことを書くんだったら、
食べログに口コミが載っていないような話を書きたい。
そして、そんな記事を読みたい。
という訳で、一見、マイナーな店の話が続くかもしれません。

職場の最寄り駅の今池は中華料理屋が多いけど、
ランチに行くなら筆頭候補は庶民派の「泰苑」。
というか、それ以外の選択肢は考えていない…。

ここでは基本的には、店の看板に書いてある、名物の「おまかせ」ランチ(630円)をオーダーする。
店に入るなり、「ランチ！」とだけオーダーするのが通っぽい、と勝手に思っている。

まあ別に、「おまかせ！」でも通じるんだけど、
店のおばちゃんが旦那にオーダーを通す時は常に「ランチ！」だなと思い、そうしてみた。
さすがに餃子の王将の「イーガーコーテル！」(餃子一皿！)みたいなのを
客が言い出すとおかしな人扱いだけど、
牛丼屋で「つゆだく」オーダーするよりは難易度低いかなぁ。

入口横のマガジンラックから少年チャンピオンを取ってきて、しばし待つ。
最新号を発売日にちゃんと置いてくれてるのが地味にうれしい。
喫茶店とかで週刊少年誌が置いてあっても、ジャンプ、マガジン、サンデーの3誌ばっかで
チャンピオンだけ置いてなかったりするからそれだけで評価が激甘。
今座った、ビニール張りのイス、なんかペトペトするような気がするけど、気にしない！
そうこうしているうちに、昼休みは近隣の男どもであっという間に一杯になる。

チャンピオンの発売日の木曜だけはほぼ毎週通い、おまかせランチの内容を確認し続けたところ、
基本は、麺or汁(デフォは半ラーメン)＋飯(デフォは半チャーハン)＋
皿にもりだくさんのおかず＋漬物というコスパの高い構成なのだが、
前の客と内容が全く違ってることもよくある。出たとこ勝負だな！
個人的にはごはんとみそ汁だと若干がっかり感だけど
(そのかわり、おかずのグレードがいつもより高かったりする)
焼きそばとか麻婆豆腐とか、イレギュラーな構成が入ってくるとかなりうれしい！

と、チャンピオンを読みつつ、ランチの内容に一喜一憂する木曜日が至福のひととき。
…うーん、今週も「バキ」はまったく話が進んでいないな…。

中華料理　泰苑
愛知県名古屋市千種区今池5-5-12

男一人で行ける度★★★★☆（憩いの場）
女一人で行ける度★☆☆☆☆（ここで女一人は見たことないな…）

名駅のプライムセントラルタワーに用事のあった帰り、
ちょっと寄り道してビルの裏手の「フルーツひびの」へ。
夜8時だとさすがに遅いかなと思ったが、まだ開いててよかった…。

外からはオーソドックスな果物屋といった風情だが、
ここはその場で生絞りジュース、フルーツシェイク、スムージーを作ってくれて、
店内のベンチでちょっと飲んでいけるのでジュースバーっぽくもある。

何種類あるのか…。

デコポンの入った春のミックスシェイクにこころ惹かれるものの、

やっぱり定番のマンゴーシェイク(410円)に。濃い味最高。
固めのシェイクなのでちびちび、長く味わえる。

ミキサーが回る間、豪華なフルーツ写真をガン見。
こんなフルーツの出る誕生日会、一生に一回ぐらいしてもらいたいねえ…。

フルーツひびの
名古屋市西区名駅2-27-36

男一人で行ける度☆☆★★★(男一人でフルーツ系って、ちょっと気後れしますよね…)
女一人で行ける度☆☆☆☆★(ふらっと果物を買いにいく感じで)

※満点は☆5つ。ライターの独断と偏見ですいません。