サバイバルDIY!!「横井庄一さんのくらしの道具 – つくる喜びと生きるちから」を見に行ってきました
更新を楽しみにしているTumblrのブログ「他人の食事」。
そそられる賄い料理の記事の合間に
ちょくちょく横井庄一語録が挿入されている。
ジャングルに潜伏していた28年間の食生活の解説は驚きばかり!
正月だからお雑煮を作って食べるってだけでもすごいのに
横井さん、愛知県出身だからか、もち菜の代わりにヤマイモの葉とか…(´;ω;`)ブワッ
……と、密かな横井さんブームが訪れていたこのごろ、
タイミングよく名古屋市博物館で
企画展「横井庄一さんのくらしの道具 – つくる喜びと生きるちから」が開催されていたので行ってきました。
入場料が割引になるということもあり、名古屋市民ならおなじみ、ドニチエコきっぷを使う。
表面のプリミティブなCG、ポスト・インターネットアートっぽくもあり、一回りして逆に今っぽいかも…?
企画展「横井庄一さんのくらしの道具」開催中です!
こちらの資料は、横井さんが復元した機織り機です。これを使って、繊維を布にしていました。
横井さんはお母様が機織り機を使っているのを見たことがあるそうですが、出生前にご自身で使ったことはなかったとのこと。それをジャングルの中で造って使いこなしてしまう…。横井さんの観察眼の鋭さがうかがえる資料です。
Posted by 名古屋市博物館 on 2015年11月6日
横井さん、招集前はもともと仕立て屋だったというのもあるけど
ハイビスカスの木の繊維をほぐして手製の織り機で南京袋のような生地からつくった服や、
レモンチンの木からつくったすりこぎの実物が見られたのには感動。
エントランスには激ムズDIYクイズ…!
また、当時を知る資料として
市民から寄贈された戦中・戦後の代用品なんてのも一緒に展示されてましたが
戦後に三菱重工が戦闘機のジュラルミンから製造した「十字号」(シルバークロス号)、
戦後すぐとは思えないほどのハイクオリティに驚嘆…。こちらも必見です。
名古屋市博物館 企画展「横井庄一さんのくらしの道具 – つくる喜びと生きるちから」は
平成27年11月29日(日)まで。
名古屋市博物館
名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1