マシュー・ハーバートの新譜、
例え全裸でうんこぶりぶりだとしても余裕で付いて行きます[A Nude]

いま楽しみでしょうがないのが、
あした(7/1)に出る、マシュー・ハーバートの新譜『A Nude』。

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ファニーなフェイスのこのおっさんについてよく知らない人は
ビョークから電気グルーヴにまでリミックスを頼まれ、
サマソニにも出るようなミュージシャンが
全裸で過ごした24時間、うんこをしている時に出る音で曲を作るって……
何、その小学生レベルのたちの悪い冗談?なんだろうけど、
個人的にはまたおもしろい音を聴かせてくれるんだろうな〜と、勝手にワクワクしている。

 

マシュー・ハーバート、アルバム1枚ごとにコンセプチュアルでどれもおもしろいけど、
一番好きなのは、行き過ぎたグローバリズムに物申す
Radio Boy名義のアルバムとライブ。

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グローバリズムの象徴としてのビッグマックやGAPのトランクスなんかを
叩き、破り、ちぎり、丸めて、ばらまき、
ステージを散らかしながら破壊音をマイクで拾い、サンプリング。
音の断片からあっという間に生まれるぎくしゃくしたビートが
パントマイムのようなパフォーマンスをより際立たせている。

テクノのライブなんか半自動で動く機材のボタンを要所要所で押してるだけ、
ひどいのになると出音はともかく、ステージ上ではPCとにらめっこしてるだけで、
サボってSNS見てるのと見た目が変わらない、なんてのもいっぱい居るなか、
実験的な表現をここまで魅せ、踊らすことができるのには感服するしかない…。