私は如何にして心配するのを止めてかつやを愛するようになったか。
カツ丼主体のチェーン店、「かつや」。
東海地方も出店攻勢が加速していて、
ここ半年で岩倉、尾張旭、一宮、守山と名古屋サバービアンの胃袋を浸食しつつある。
デフォルトで会計時に次回100円引き券を配ることでリピートを促す=無限100円引きの甘いワナにかかり、
気がつくと、外出時のめしどきには
まずスマホのチェーン店検索アプリの「ロケスマ」で近所にかつやがないか、
すぐ検索するぐらいのヘビーユーザーになってしまっていた…。
また丼屋の例に漏れず、深夜営業もしてくれているのが頼もしい。
日本で2番目に遅くまで営業している丸の内のかつやに深夜1:30とかに行ったりすると
真夜中のカーボーイたちでめちゃ混み。「個の連帯」は幻想じゃない…!
そして、本題のかつやへの異常な愛情を告白させていただく。
「カツを生む機械」ことオートフライヤーが揚げたカツは正確無比な揚げ具合、
そして街のそば屋や洋食屋以上にスタッフはカツ丼を調理しているわけで、
熟練度も半端ない≒カツ丼の神髄に近づいているといっても過言じゃない。
カウンターを拭きすぎてメラミン化粧板がハゲてる老舗のかつやとか、もう究極。
割り下で煮て卵でとじていてもはじっこのカツは絶妙なサクサクの残り具合なのにまず100円、
カツ丼に散らした三つ葉がいつもより香ってるのに100円、
もちろん割引券を使ってさらに100円、計300円ぐらいトクした気分になる。
カツ以上に病み付きになるのはカウンターに置かれた壷から取り放題の割干大根漬。
とん汁のフタの湯気が乾くのを待っておもむろに裏面に盛りつけるのがマイルール。
と、いうか漬物用の小皿をもらうのに躊躇してしまうだけなんだけど。
カツよりも大根漬メインでいきたいときは大盛りオーダーは欠かせない。
最近、大根漬には一味が散らしてあるのに気づき、
同じくカウンターに置いてある、とん汁用の七味で刺激をブーストしてみるとこれがたまらん!
ドラッグカクテルってこういうことか…。