現代版「成り上がり」としてもヒップホップ哲学書としても… 漢 a.k.a. GAMI「ヒップホップ・ドリーム」

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「フリースタイルダンジョン」でのモンスターっぷりはもちろんのこと、
スキャンダルの渦中の加藤紗里にラップさせた「ガリガリサリ」の一件以来、
MC漢が気になり始め、去年出ていた自伝「ヒップホップ・ドリーム」を旅行中に購入。
帰りの新幹線の中で一気に読み切ってしまった。

 

新宿で育った不良が、暴力、裏切り、イリーガルなビジネスの蔓延るアンダーグラウンドをサバイブしていく描写、
MCバトルで「刺すぞ」ってつい口にしてしまったら、本気で刺しに行ってしまうような
どこまでも「リアル」を追求するカルトな原理主義=ヒップホップへの純粋さにヒリヒリしたり戦慄する一方で、
読んでて新鮮だったのが
キャリアで上下関係があるような一方で、ヘタしたら30過ぎの年上の相手を「君」付けで呼ぶような
タテでもヨコでもない、「ナナメ社会」を含めた日本のヒップホップシーン独特の関係性やルールの解説。
MCバトルをテレビやネットの動画で観るだけでもおもしろいけど
マイク一本で戦うラッパーがどんなことを考えているか、ちょっとでも興味があればぜひ。

2000円の横浜の宿、中はこんなん。

10年以上前に大阪・西成に泊まったときは
「ホテル」だったので
大浴場があったり、値段の割に至れり尽くせりなところがあったけど、
ここはほんとに「宿泊所」。
寿町一帯をを散歩していたら、ここ数年で外観から改装されている宿が何件もあったので
設備の良さで選ぶなら予約する前にGoogleのストリートビューで当たりをつけていったほうがいいのかも。

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外国人バックパッカー向けのきれいなところもあるけど
そういうところに限ってエレベーターがなかったりするんだよな…。

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部屋の設備は冷蔵庫・テレビ・折りたたみのベッドにふとん。
各階にフリーWi-Fiの電波も届く。
ここで生活していくのならともかく、夜中に帰ってきて寝るだけなので何の問題もない。

ただ、問題は風呂。
コインシャワーが近所にあるとのことだったが
夜中に帰ってきたら防犯上の理由もあってか、
付近一帯のコインシャワーは全部閉まっている…。
結局、歩いて10分ぐらいの伊勢佐木長者町のスーパー銭湯までいってきました。

耳毛問題の解決への道は遠い…。

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(From Wikipedia)
30を過ぎると耳毛が濃くなってくる。
長けりゃつまんで抜くなり、
鼻毛カッターのような電動のカッターで切ってしまえばいいんだけど、
問題は抜いたあとの生え変わり。

耳の穴の前にあるぷっくりした部分が窪んでいくあたり、
「珠間切痕」なんて言うらしいですが、
いつも月末あたりにそこに生えてくる耳毛(左右各一本)を、
指の腹でなぞったときのチクチク、ピーンとした感触にイラーッ。

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(from Wikipedia)

見て確かめようがないので、
触感を頼りに指でつまんで抜こうとするんだけど、むなしく空を切るばかり。
耳毛の発覚→散々トライして除去までに
下手したら一本3日ぐらい費やしているので
今までどれだけ無駄な時間を費やしてしまったことか…。

最近は度重なる「耳毛攻撃」の結果、
入口のあたりにカサブタができかけてるので
このままだと外耳炎になってもおかしくない。
しょうがないので本気で四面鏡の購入を検討している。

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こんなん、100均で売ってそう…。

 

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四面鏡、ちなみにAmazonの商品ページのレコメンドシステムを見ると
「スーパーミリオンヘアー」と一緒に買われている。
頭に粉を振るの、耳毛問題以上に大変そうですね…。

5日前でもらくらく予約できる、横浜の安い宿?

今週末、横浜で一泊することになり
せっかくだから話題のairbnb、試してみようかなと思ったが

・ルームシェアのところが多い
・おまけに門限まであったりする
・1泊だけの宿泊だと選択肢が限られる
・清掃料金を別に取られる
・そもそもそんなに安くない

と、メリットが少ない。

・ちゃんと寝られるカギ付きの個室
・最低でもシャワーがある
・早いチェックイン、遅いチェックアウトでもOK
・門限なし

ぐらいで安いとこ、ないのかね。

結局、今回は寿町の安宿に泊まることにした。
組合のサイトを見て上から順番にかけて行き、
広さは3畳だけどエアコンもテレビもちゃんとあるし
フリーwifiまでついた部屋(¥2,000)を予約。
パプリックイメージは「ドヤ街」「木賃宿」「脱法ハウス」などともうぼろくそ、
もうヨハネスブルグのダウンタウンかってぐらい、ろくなイメージがないけど、
逆にこういうとこのほうが予想できない楽しさがありそう。

十万石まんじゅうのことばかり考えていた。

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ここ何日かは埼玉の名産品についてずっと調べてました。

ほんとはぎょうざの満洲を押しときたいところだけど、
やっぱりこれなのかな。

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地元局テレビ埼玉のCMでの露出量、
知名度とはうらはらに地元民はそんなに食べていないことでおなじみの
埼玉名菓「十万石まんじゅう」。

巨匠・棟方志功のパンチライン「うまい!うますぎる!」に意識が持ってかれがちだけど
最初のカットと冒頭で「フゥ〜ゥ」とくる尺八が
タカスギグループの懐かCMを彷彿させるところもポイント。

ニコ動にマッシュアップもありました。

ちなみに十万石まんじゅう、楽天市場で購入可能なんですが、
出店者が地元の百貨店。結束力にじわじわ来るものがある…。

 

追記
埼玉名菓、十万石まんじゅう一強と思ってたけどそうでもないようで、
ここ数年で埼玉名菓の一角にのし上がった、(というかテレ玉でCMをやってるだけ)
フルーツゼリーの彩果の宝石も気になるところ。
名古屋だと三越で買えるんだ…。